我が家を建てた時、建築デザイナーさんが間取りを設計してくれた時に同時に家の外観の形は決定します。ただ、その形にどんな外壁をどんな感じで当てはめていくのかは、自分たちで決めていく流れでした。どれだけ、おしゃれな家の外観にデザインしてもらっても選ぶ外壁で台無しになってしまう可能性もあります。
Aくん
外壁を決める時期
建築会社によっても違うかもしれませんが、我が家の場合、建物の形や外観デザインは家を建てる1番最初の段階の間取りと同時に決まりました。
そこから、窓の位置、内装のデザインなどを決めていき、外壁の色や種類を選ぶのは1番最後の段階の外構部分を決めていくのとほぼ同時に進行されました。
外壁の色の選び方
色数は少なく
良く言われることですが、色数が多くなりすぎるとゴチャゴチャしたり、子供っぽく、チープな印象になってしまうことが多いです。
色数は原則3色までに抑えるのが良いです。ただし、3色もメインの色が9割ぐらいであと2色は部分的に使うのがいいと思います。
我が家の場合
我が家の外壁はメインにネイビー。正面の1面だけにウッド調。正面の横壁の内側にホワイトの外壁を選びました。
ほとんどの部分はネイビーの壁で覆い、正面の一部分にだけ違う色、デザインの外壁を選びました。
外構の色も考慮する
さらに、建物の外壁を考える時に外構の色も考慮した方が良いです。
外構も含めて一つの家になります。
外構にもフェンス、ポストやタイル、さらに車や自転車など様々な色が含まれてきます。そのこともあり、建物の色味は少なく抑えたほうがまとまりが良くなります。
我が家の場合
我が家の場合、外構のフェンス、ポストなどは建物の扉、窓枠などと同じシルバー系の色味に統一し、まとまりが出るように考えました。
Aくん
建物の形、特徴を活かす
正面1面に選んだウッド調
我が家は正面の奥まった1面の壁にウッド調の外壁を選び、アクセントにしました。
これは、正面の横壁と天井が同じだけ少し出っ張っていてウッド調の壁が奥まっていることが結構重要だと思います。
もし、横壁が出っ張っていなかったら、ウッド調の壁が浮いてしまいオシャレさが下がってしまうと思います。
こんな感じで家の形を活かして、アクセントを持ってくる壁面を選ぶのがポイントです。
もし、横壁の出っ張りがなかった場合、アクセントは付けず、家全体を1色にしてしまう方がオシャレな雰囲気になるかなと思います。
ベランダや屋根下の白も活かす
正面横壁の内側に選んだホワイト
実は、外壁で1か所希望が叶わなかった場所があります。それは、ベランダの下や屋根下部分で、希望はこの部分をウッド張りにしたかったのですが、予算的に難しく諦めました。
そして、この屋根下などの部分は白になるのが標準でした。家全体をホワイトの外壁にするなら問題ないのですが、家全体がネイビーの中この部分だけ白だと悪目立ちしてしまう気がしていました。
なので、正面の出っ張った横壁の内側部分はネイビーの外壁の色違いのホワイトを選びました。
こうすることで、家の正面の内側だけが白い枠で囲まれたようなデザインになり、逆に良い雰囲気のアクセントになってくれました。