我が家は2017年7月に新築一戸建てを建てた時に太陽光発電パネルを設置しました。住み始めてから4年(2021年7月現在)経ちましたが今のところ発電量などの劣化は感じていません。実際、太陽光発電パネルなどはどれぐらいの期間、発電し続けてくれるのか調べてみました。
Aくん
Q CELLS(Qセルズ)の太陽光発電パネル
我が家に設置している太陽光パネルはQ CELLS(Qセルズ)というメーカーの5.5kWhの太陽光パネルです。
太陽光パネルとパワコン(パワーコンディショナー)
太陽光発電の寿命を考えた時に太陽光パネルとパワコン(パワーコンディショナー)を別々に考える必要があります。
太陽光パネルとは
太陽光パネルはイメージそのままの太陽光で発電を行うためのパネルのことです。
パワコンとは
パワーコンディショナーとは太陽光パネルで発電した電気はそのままでは使えないので、家庭内で使える電気に変換するための機器のことです。
太陽光パネルの寿命
太陽光パネルの寿命は…20年~30年と言われています。
太陽光パネル自体には可動部分が少ないので故障することが少なく、防風などで何かが飛んできて破損したりする可能性はありますが、20年以上故障なく発電してくれることがほとんどのようです。
パワコン(パワーコンディショナー)の寿命
パワコン(パワーコンディショナー)の寿命は…10~15年と言われています。
太陽光パネルとは逆にパワコンは可動部分が多く、故障が多くなる可能性があるため通常の家電と同じような寿命となります。
発電量の経年劣化の目安
寿命の長い太陽光パネルですが、やっぱり経年劣化はしていきます。
太陽光発電の発電量の経年劣化の目安は…毎年0.25~0.5%低下すると言われています。
もし、0.5%とすると10年間で5%低下することになります。
我が家の2020年の年間発電量が6706kWhだったので10年後は335kWhぐらい低下する感じになるみたいです。
まとめ
調べてみて、意外に太陽光発電パネルの寿命がすごく長いんだなと驚きました。
さらに、太陽光発電自体の歴史が浅いのでこの寿命というのは正確ではないみたいです。
1992年に日本で初めて住居用太陽光発電を導入した「桑野太陽発電所」では現在まで一度も故障していないみたいです。
20年~30年と言われている寿命ですが、実際はそれ以上に寿命が長く発電し続けてくれる可能性も高いみたいでした。