注文住宅を建てる時に、決めていかないといけないことがたくさんある中で、どうしても間取りや外観デザイン、エクステリアなどの方を重視して考えてしまいがちだと思いますが、生活していく中で、快適な家、ストレスフリーな家を実現するのに結構重要なのが照明の位置や数、そしてスイッチのグループ分けが重要になってきます。
Aくん
なぜ、照明の決め方が重要なのか?
照明の数や位置が大事な理由
照明の数が必要以上に多すぎると電気代のコストが上がってしまったり、少ないと暗く快適な生活が出来なくなってしまうため、電球の種類やメーカーで変わってくる明るさの特徴や範囲などを考えながら数や位置を決めていく必要があります。
どうやって照明を決めていくのか?
照明の種類や明るさの選び方
建築会社さんによって標準仕様の照明のメーカーがあると思うのですが、我が家の場合、照明はPanasonicが標準仕様だったので、休日にPanasonicのショールームへ行きました。
担当の方が一緒に考えてくれます
事前にショールームを予約しておくと、当日、担当の方が間取り図を見ながら、照明の明るさや種類などを実際に見せてくれながらアドバイスをしてくれます。
我が家は1階はキッチン上の天井を板張りにしたので、それを活かしたかったので全てダウンライトを選びましたが、ダウンライトの色味の種類や数によっての明るさの変化を実際にショールームで見ることができ、すごく参考になりました。
我が家の選んだ照明
我が家はリビング、ダイニングの空間はリラックスできる空間にしたかったので全体的に温かみのある色味のダウンライトを選びました。
キッチン上の照明だけ手元が良く見えるように昼白色のダウンライトを選びました。これは実際ショールームで明るさを見ることが出来たので決めることができ、良かったなと思っている部分でもあります。
広い空間の照明はどう決めたらいいの?
我が家の1階は上の間取り図のようにリビング、ダイニング、キッチンに壁が無く一体型になっていて広い空間になっています。
事前にショールームで担当の方のアドバイスを受けたり、実際の照明の明るさを見ることが出来ていたので、照明の数や位置は上の図のように設置し、住んで3年経った今でもこの照明の数や位置については広さに対して最適な物に決めることが出来たなと感じています。
重要なスイッチのグループ分け
さらに考えていかなくてはいけないのが照明スイッチのグループ分けです。
グループ分けが重要な理由
これも電気代のコストダウンに関わってくるのですが、常にすべての電気をつけていると電気代が上がってしまうので生活パターンを想像しながら同じタイミングで点灯させたい照明を選んでいきます。
我が家のグループ分け
我が家の1階照明は上のようなグループに分けました。
グループも適切な数が重要
スイッチのグループ分けに関しても、やっぱり多すぎても少なすぎても生活がしにくくなってしまうのでしっかりと生活パターンを考えて決めていく必要があります。
上の写真のようにスイッチが並ぶのですが、多すぎると、どれがどこのスイッチか覚えるのが大変です。さらに細かすぎると何回もスイッチを押さないといけないので6つぐらいが限度かなと思います。
また、少なすぎると、やっぱり不要な部分の電気まで点いてしまうので電気代のコストが上がってしまうので注意が必要です。
思わぬ失敗点
1階リビングなどの照明は慎重に考え抜いて後悔は絶対ないと思っていたのですが、思わぬところで失敗をしてしまいました。
こちら、わかるでしょうか・・・?
そうです。エアコンのことを何も考えていませんでした。
本当は2つのダウンライトがちょうどテレビの中央の壁に綺麗な半円を描くように計算して位置を決めていたのですが、完全にエアコンを忘れていました。
生活には支障はないのですが、見た目は残念な結果になってしまいました。
これから家を建築される方は忘れてしまいがちなことだと思うので良かったら参考にしてみてください。