前月(6月)の電気代の昨対を比較
まずは、先月の電気代の昨対比較を振り返ってみます。
【電気代】2020年:6,499円→2021年:6,631円
【売電額】2020年:17,980円→2021年:13,981円
【電気使用量】2020年:295Wh→2021年:304kWh
Aくん
2021年7月の電気代
それでは、まず7月の電気代はコチラです。
電気代は昨年より増加じ、+964円でしたが計測日数が違うので1日あたりに直してみました。
1日当たりで見ても今年の方が増加していましたが、ほぼ同水準の結果でした。
7月の電気代の内訳
今月も電気代の詳しい内訳も見ていきます。
基本料金と電気使用量以外に燃料費調整額と再エネ促進賦課金という項目がありました。
燃料費調整額
燃料費調整額は電気料金のコストの内、燃料費は為替レートや原油価格の影響を大きく受けるので
燃料費の変動を迅速に電気料金に反映させる制度によって算定された料金とのことです。
燃料費調整単価は、基準燃料価格と平均燃料価格に差が生じた場合、その差額に基づき算定されるみたいです。
平均燃料価格は、原油、液化天然ガス、石炭の貿易統計価格を基に算定される燃料価格のことで、この3つは熱量や数量単位が違うので同じ熱量、数量単位に換算して平均熱量価格を算定した物とのことです。
再エネ促進賦課金
再エネ促進賦課金は「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」によって電力の買い取りに掛かった費用を電気使用量に応じて負担する物とのことです。
Aくん
2021年7月の売電額
売電額は昨年より微減で-217円でしたが今年の方が計測日数が多いので7月も5月、6月に続いて売電額が減ってしまった結果でした。
3年間で計測日数が違うので1日当たりで比較すると売電額は1日30円ぐらい昨年より低い結果でした。
Aくん
2021年7月の電気使用量
電気使用量は昨年と比べて+47kWhでした。
Aくん
蓄電池を設置したことで、電気代の内訳も変わったので蓄電池の無かった2019年と昨年と今年を比較してみます。
Aくん
ナイトタイムの安い電気代を蓄電池に溜めて昼間はその電気を使うので、使用量が増えても電気代が下がる仕組みになっています。
深夜の電気代が低くなる料金プランを我が家は関西電力の『はぴeタイム』という料金プランを使っています。
はぴeタイムの料金設定
※こちらのプランの新規加入は2019年4月1日以降停止となっています。
このプランは太陽光発電と蓄電池を設置する場合、最適なプランだと思うのですが、昼間に利用する電気代が高く、深夜の電気代が格安のプランとなります。
昼間に使用する電気は太陽光発電を利用し、利用しきれない電気は売電する。(設置から10年間)
深夜に格安の電気を蓄電池に充電し、太陽光発電ができない、曇りや雨の日や、時間帯は蓄電池に貯めた格安の電気を利用するという仕組みになります。
Aくん
2021年6月と7月の発電量
こちらが2021年の6月と7月発電量です。
蓄電池の無かった2019年と昨年と今年を比較してみました。
5月から不調だった売電額ですが発電量は7月が3年間の中で今年がダントツに良い結果でした。
7月分の売電額の計測期間は6月中旬から7月中旬なので、8月分の売電額は期待が出来るかもしれません。
結果いくらお得になったのか?
【結果】
7月は昨年より電気代が+964円、電気使用量は47kWhでした。
こちらのデータで蓄電池設置前とはどれぐらいお得になったのか計算してみます。
設置前と比べると電気代が+449円、使用量が+120kWhなので、この使用量の差を2つの時間帯の電気代で計算してみます。
リビングタイムの場合
120kwh × 23.47円 = 2,816.4円
ナイトタイムの場合
120kwh × 10.70円 = 1,284.0円
結果
2つの時間帯の金額を今回の下がった電気代にプラスして
835円~2,367.4円
ぐらい設置前より電気代がお得になったかなという結果でした。
Aくん
子供の成長とともにナイトタイムの電気代も上がっていくのでこれからもどのような変化になっていくか様子を見ていきたいと思います。