我が家も注文住宅に住んでから、4年が過ぎましたが、住んでからこんなオプションもあったのかと知るものも多くあります。その中で、オプションにしたかったなと感じていることの1つの「巾木(はばき)」についてご紹介させて頂きます。
Aくん
我が家の標準巾木の仕様
我が家の標準の巾木は一般的な物なのですが、厚みが1cmあります。この厚みの1cmがかなり埃が溜まってしまい、気になりだすとかなり気になります。
埃が溜まってしまい、掃除もしにくい
この巾木部分に溜まった埃が結構厄介で、掃除機ではなかなか吸えません。雑巾やティッシュなどで拭き掃除をしていくことになるのですが、低い位置にあるので腰への負担も大きく大変です。
巾木のアイデア掃除術いろいろ
よく賃貸などの掃除術で引っ越した時にマスキングテープを貼っておけば、掃除の時、剥がして貼りなおすだけで簡単!みたいな掃除術があったりします。ですが、ワンルームとかの巾木だと確かにその方法でもいいかなと思いますが戸建てとなると、かなりの範囲があり、マスキングテープを貼ったりなど、とてもじゃないですが難しいです。
巾木の役割って?
そもそも巾木は必要なのか?巾木の役割はいくつかあります。
壁と床の隙間を隠す
壁と床は床鳴りやたわみを防ぐために「逃げしろ」としてわざと少し隙間を開けています。この隙間にゴミが入ったり、隙間風を防ぐための役割があります。
壁や壁紙を傷や汚れから守る
床と接する面は汚れやすかったり、掃除機がぶつかったりして傷つきやすい部分です。そんな汚れや衝撃から壁や壁紙を守ってくれる役割があります。
巾木のオプション種類:取り付け方
出巾木
我が家の巾木もこの一般的な壁面に対して巾木が出ている「出巾木(ではばき)」という取り付け方になります。
同面巾木
壁面より出っ張りもせず、引っ込んでもいず、壁と同じ面(つら)上にある取り付け方が「同面巾木(どうづらはばき)」です。
入り巾木
壁面に対して巾木が入っている(引っ込んでいる)取り付け方が「入り巾木(いりはばき)」です。
巾木の取り付け方のメリット・デメリット
出巾木
一般的に標準の巾木はこの出巾木になりますが、デメリットは前述したように埃が溜まりやすいことです。
同面巾木・入り巾木
同面巾木と入り巾木のメリット・デメリットはほぼ同じです。
メリット
- 巾木が見えなくなるので見た目がすっきり
- 巾木に埃が溜まることが無い
デメリット
- 工程が複雑なので費用が高い
- 壁の角ができるので少し危ない(入り巾木のみ)
巾木のオプション種類:素材の種類
ソフト巾木
柔らかい塩化ビニルで出来ていて薄くしなやかに曲がり、角への施工も簡単な素材。ロングタイプや幅広のワイドタイプなど種類も様々あります。
木巾木
こちらが一般的によく使われているもので、厚みがあり、上部は角を落とし丸みを持たせて作られています。
その他にもアルミ巾木やステンレス巾木など、素材の種類は多くあり、それぞれの素材の中でも厚みや幅が異なるいろんな種類があります。素材は家の雰囲気や好みに合わせて選ぶのがいいと思います。
出巾木の中でも厚みの薄いタイプがありました
我が家もですが、通常よくある標準は出巾木ですが、出巾木の中でも厚みが薄く、埃が溜まりにくいタイプもありました。
通常の厚みの1cmが4mmまで薄くなっています。このタイプの物だと施工費用もそこまで高額にはならないので、知っていればオプションで選びたかったなと少し後悔しています。