2017年7月に注文住宅を建て、入居してから丸5年が経ちました。(2022年8月現在)
先日、外壁をホースで水洗いしている時に玄関扉の上付近に小さなひび割れを見つけてしまい、我が家で対処した流れなどをご紹介させて頂きます。
YOUTUBEの動画でもまとめています
我が家の外壁に見つけてしまったひび割れ
先日、外壁をホースで水洗いしている時に玄関扉の上あたりにサイディングボードのひび割れを見つけてしまいました。
ウッド調のサイディングボードで、木目の節風の部分から亀裂が入ってしまっている感じでした。
サイディングボードのひび割れの主な種類
サイディングボードでよく見られるひび割れには主に2種類あるようです。
ヘアークラック
名前の通り髪の毛のように細いひび割れを「ヘアークラック」と言います。幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひび割れがこれにあたります。
この「ヘアークラック」程度のひび割れはすぐに補修が必要というわけでは無いようです。
ただし、小まめな経過観察は必要で、もしもひび割れが大きくなってきているような様子があれば、すぐに補修を行う必要があります。
構造クラック
これは家の構造自体が歪み、壁の内部からひび割れてしまっている物を言います。
このひび割れの場合、放っておくとひび割れから雨水が侵入し壁が腐ってしまったり、割れ目がどんどん大きくなり、大変な状態になってしまう恐れがあるので、すぐに補修が必要になります。
外壁のひび割れは自分でDIY出来る?
1mm以下のひび割れはシリコーンシーラントなどで埋めて自分で補修することも出来ると書いてあるサイトもありましたが、やっぱり外壁は素人の判断でDIYなどを行わない方がいいようです。
構造上問題ないかの判断はやっぱりプロの業者さんに依頼するのが安心です。
我が家のひび割れを簡単に定規で測ってみると確実に1㎜以上ありそうでした。
ひび割れ補修はどこに依頼すればいい?
補修を業者さんに頼もうと思ったのは良いのですが、どこに問い合わせをしたらいいのか迷いました。
家全体の外壁補修や張替え、塗装などは謳っている業者さんは多くありますが、1か所だけの小さなひび割れに対応してくれるのかはわかりませんでした。
我が家は家を建ててくれた建築会社さんに相談しました
大手のエクステリア会社に問い合わせをしてみたのですが、その会社では外壁補修は取り扱ってなく、我が家を建ててくれた建築会社さんに相談してみることにしました。
建築から5年、3年目の時に最後の点検でやり取りをさせてもらって以来の2年ぶりにご連絡しましたが、すぐに現場の確認に来てくれました。
今回の外壁補修は無料でして頂けました
ひび割れの大きさや、場所、築年数など、いろいろな状況によってどう対応して頂けるのかは変わると思いますが、今回のひび割れに関しては無料で補修して頂けました。
新築からもう5年経っていますが、親切なアフターサービスに感謝です。
業者さんが補修してくれたビフォーアフター
ひび割れていた部分だけでなく周りのサイディングボードも張替えをしてくれ、シーリング部分も入れなおしてくれました。
ひび割れた部分は負荷が掛かりやすい部分だったみたいです
補修してくれた業者さんがおっしゃっていたのは、ドアのすぐ上部分で開閉時に負荷が掛かりやすい部分だったようで、本来はこんな感じでドアと重なる部分でサイディングボードをカットしてシーリングを入れないといけないところだったようです。
ひび割れは補修できたけど残念だったこと
以前のサイディングボードが廃番に
建築時に採用していた木彫のサイディングボードが廃番になっており、新しい品番の物での張替えとなりました。
そのため、古いサイディングボードと新しいサイディングボードの色合いや、凹凸感が変わってしまい、施工直後に見るとかなりの違和感でした。
ただ、カーテンなどもそうですが、採用していた品番が廃番になってしまうのは、よくあることなのでこれは仕方ありません。
生活していく中で色合いの違いはあまり気にならなくなります
補修してもらってすぐの時は、やっぱりその部分が気になってしまうのですが、数日経つと、あまり気にならなくなりました。
雨水などの侵入の方が心配なので、補修はしっかりしてもらった方が安心です。